2024.12.19
エンタメ
【親子で読める!】韓国を愛するニコラ編集長オススメ! 家族でゼッタイ行きたい☆ 韓国地方都市の旅
幻想的な火祭りで韓国ドラマの世界へトリップ!
大邱から釜山へ移動する途中、絶対立ち寄りたかったのは、ハマンという街。ここは、人気韓国ドラマ『生まれ変わってもよろしく!』のロケ地でも話題になった「ハマン落火ノリ」という火祭りが行われています。
韓国三大火祭りの一つで、炭と韓紙(和紙のような紙)をねじり合わせた糸を数千本、池の上にぶら下げて点火していく、17世紀から続く伝統的なお祭り。この糸を特別に手作りさせてもらったけど、これが結構ムズかしい!
すべてボランティアの方の手作りだというのだから驚きです! 点火された火種は、ゆっくりとパチパチと、それはもうゴーカな線香花火のよう。火が全体にまわった頃、池全体を見渡すと幻想的な世界が広がって、韓国ドラマの世界に紛れ込んだ錯覚におちいってしまう……♪
日本では、花火大会はよくあるけど、火祭りってあまり聞いたことがないよね。異文化の楽しさを感じた夜でした。
韓国で歴史を感じる古墳に遭遇
歴史を勉強していると出てくる古墳(こふん)。もちろん韓国にも古墳はあって、ハマンで有名なのは「マリサン古墳群」。3〜6世紀に栄えた伽耶(かや)文化を知れる遺跡で、伽耶国という国自体は小国郡で長くは続かなかったそう。
日本(倭の国)とも交流があったとも言われていたり、幻の王国とも呼ばれたりするよ! 伽耶国が登場する韓国ドラマは、なんだかどれも太古のロマンが感じられてすごくおもしろい。そして、韓国の古墳が“山”そのものなのも驚き!
ちょっとした登山感覚で登るとハマンの街が広がり、古代と現代のコントラストが美しくて、さすがユネスコ世界遺産と感動☆ ついついうっとりボーッとしてしまうのでした。
世界最大規模のデジタルアート美術館が気になる!
釜山のお目当ては、話題のNEWスポット「アルテミュージアム釜山」。2024年7月、釜山影山にオープンしたばかりで、韓国の学生たちや観光客がたくさんいました!「永遠の自然」をテーマに、デジタル技術と芸術を組み合わせた、メディアアートの世界に引き込まれる♪ 五感で感じるアートともいえるほど、すべての作品がダイナミック! 海や竜巻を再現したお部屋もあって、超リアルなデジタル映像の中に迷い込んだら、もうそこは大海原ど真ん中に立たされた気持ちに。決してあらがうことができない大自然に感動します☆
釜山のご当地グルメといえば豚肉
釜山名物はいろいろあるけど、お手軽に食べれる「テジクッパ」がおすすめ☆グツグツと煮た豚肉のスープにご飯を入れて食べると、ボリュームのある豚肉がホロホロと汁の中で崩れる〜! 旨みがつまった汁にご飯を入れて、ひたひたでアツアツな、クッパ(直訳すると汁ご飯)をすすると超幸せなおいしさに包まれます♡ アルテミュージアムから程近い、「影島ミョノデジクッパ」は、ゆで豚料理「ポッサム」も人気。キムチと一緒にサンチュやエゴマの葉で包んで食べる韓国伝統料理で、おいしい上にヘルシーなのもうれしい!
ディープな韓国地方都市の旅、いかがでしたか?
韓国に行ったことがない子も、行ったことがある子も、また新しい発見ができることまちがいなし☆ 家族旅行の行き先候補にしてくれるとうれしいです♡
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取材協力:韓国観光公社
タグ: 韓国