2024.05.23
エンタメ
【5月24日Netflix独占配信&日本劇場公開】映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」小野賢章さん&富田美憂さん登場!
映画のハナシ♡
日常と非日常が織り交ぜられた、映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』。オファーを受けた時の気持ちを教えてください。小野「スタジオコロリドさんとは『泣きたい私は猫をかぶる』で一度ご一緒しているのですが、その時もスタジオコロリドさんがかかげている“日常から非日常へ”のテーマがあって。今回また作品にご縁があって、あらためてこういう世界観ってワクワクするなって思いましたし、作品全体に流れる雰囲気がとても優しくて。オファーいただけてとてもうれしかったです」
富田「私も『ペンギン・ハイウェイ』を劇場で見ていたので、スタジオコロリドさんの作品に出させていただけるんだ!っていう嬉しさはありつつ、オーディションではなかったので、本当に私で大丈夫なのかなっていう気持ちもありましたね」
初めて台本を読まれた際の印象を教えてください。
小野「台本を読むときは、自分の役にそって読んでいくんですけど、ツムギと柊が出会って一緒に旅をしていく中で距離が近づいたり、いろいろな人に出会っていく中で視野が広くなっていったりと、すごく2人の成長や変化を感じる物語だなと思いました」
富田「私も同じく、台本を読むときは自分が担当させていただくキャラクターの主観でみさせていただくんですけど、作中でいろいろな人と出会って、出会う人たち全員に影響をもらって・・2人がどんどん成長していく姿がすごくていねいにえがかれているので、どんな世代の方にもささるんじゃないかなって思いました」
演じているうちに、演じているキャラクターに対する印象が変わったりしましたか。
富田「ツムギはすごく人との距離の詰め方が上手だなって思いました。にくめないというか、じゃっかんなれなれしいと最初は思いきや、すごくかわいがりたくなっちゃうような、あいきょうみたいなものがあって(笑)。そこはツムギのみりょくだなと思います」
小野「台本を読んだだけでは感じ取れないものを、お芝居をしてみて気づくことがたくさんあるんですけど、とくに柊は思っている以上にがんこなところがあるなとか(笑)。あとは印象が変わるってほどじゃないですけど、ちょっと大人になったなっていうのは後半感じましたね」
富田「なんか二人とも一皮むけたじゃないですけど、そういう成長のしかたをしてるなって思います!」
「困っている人を助けてばかりの柊」「天真爛漫でおちゃめなツムギ」、それぞれ個性的なキャラクター。お2人とそれぞれのキャラクターの共通点や、キャラクターに物申したいことがありましたら教えてください。
小野「2人でもよく話していたんですけど、ちょっと柊寄りですよね、我々は(笑)。ツムギはガツガツいくし、思ったことをすぐに口に出すっていうところがあるんで・・。年を重ねるにつれてこれは言わないで一回飲み込もうみたいなことも増えてくるし、そういう意味ではやっぱり柊に共感する部分の方が多かったです」
富田「私自身は柊タイプだなとは思うんですけど、ツムギのまっすぐさっていうか、素直さみたいなのもはすごくうらやましい!! ツムギのマインドは自分のどこかで飼っていたいなって思いました」
作品全体のテーマは「大切な人へ本当の思いを伝える」。お2人の身近な人へ何か思いを伝えるとしたらどんなことを伝えますか。
富田「誰にしよう!? オーディションの時から10年間私のことを見てくださっていたマネージャーさんがいて、私にとっては第二の父みたいな・・(笑)。当時はそのマネージャーさんのことが少し苦手だったんですけど、今になってみると全部愛情だったんだなと思って。私が社会でやっていけるようになるために言ってくれてたんだなと、今やっと気づきましたって言いたいです。」
小野「じゃあ同じくマネージャーさんで(笑)。忙しくなってくるとむすっとしてすみませんっていう謝罪の気持ちを伝えたいです(笑)」
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Photo/Arai Yuka Text/Nishida
タグ: 映画