山田裕貴さんの熱血アツアツトーク♡ 主演アニメーション映画『BLUE GIANT（ブルージャイアント）』が公開中♪

映画『東京リベンジャーズ』ではケンカの強いドラケン役を、ドラマ『ハコヅメ』ではまじめでやさしい山田刑事役を……100にもおよぶ作品でいろいろな役柄を演じている実力派俳優、山田裕貴さんがニコ☆プチに初登場♡


そして今回、青春アニメーション映画『BLUE GIANT（ブルージャイアント）』で、世界一のジャズプレーヤーを夢見る主人公の声を熱演！ ってことで、映画の話から夢に関する話までいろいろとアツーく語ってもらいました☆

魂をすべてこめた！
映画『BLUE GIANT（ブルージャイアント）』にかける、アツい思いとは……。

映画『BLUE GIANT（ブルージャイアント）』では、
世界一のジャズプレーヤーになる夢をもつ青年、宮本大の声を演じていますが、どんなことを意識していましたか？
「シンプルに大がいま、どんな音を出しているんだろうっていうのを想像して演じました。“ありがとう”という同じセリフでもニュアンス次第で何億通りあるはずなので、その瞬間の正解をたたきだそうとがんばりましたね。練習するなかで不安にもなったけど大のセリフに“考えるとかじゃないから、おれもジャズやろう”みたいのがあって、その言葉とおりだな……と途中から考えが切りかわって、思った通りに声を出すようになりました」

大がサックスを吹いているときのシーンでの山田さんの息づかいがとてもリアルでした！
「ありがとうございます。そこめっちゃ重要なんですけど、小学生たちに伝わるかな（笑）。大はサックスを自分の命だと思っているから、息づかいが必死であればあるほど大のサックスへの思いが伝えられるんです。死ぬ気でいまサックスを吹いているっていうことを表現できるように意識しました」

大との共通点や大に共感できる部分はありますか？
「大は、どんなときも自分のことを信じていられる、ものすごく強い人だと思います。ぼくは大ほど強くないし、何かをそこまでつきつめてやれていないんですけど、大がサックスにいだく思いは、ぼくがお芝居にいだく思いと似ているかもしれません。舞台の大事なシーンの前には“これで終わってもいい！”と思う瞬間があるほど、ぼくもお芝居にかけているので……そこは共通点なんじゃないですかね。小学生のみんなもいつか、それぐらい夢中になれるものや人と出会う瞬間があると思います！」


サックスプレーヤー、大の声を演じるために準備したことはありますか？
「家にいるときは絶対にジャズを流すようにしていました。あと、サックスのソロの奏者の方の映像もずっと流していました。そうすることで、大がジャズのどういうところにひかれたのかということを想像したんです。でも大は、聞くよりも自分がサックスをやるほうが好きなんだろうなぁと思いました。ぼく自身、映画やドラマを見るよりも演じるほうが好きですからね」

この作品で一緒に声を演じた間宮祥太朗さんと岡山天音さんの印象は？
「間宮くんの色っぽい声は、（間宮さんが声を演じた）雪祈にピッタリだし、岡山くんの声も（岡山さんが声を演じた）玉田にものすごく合っているんです。お2人とも声優は初挑戦と言っていたんですけど、ぼくはちょびっとかじっちゃってて（笑）。とはいえ何かを教えてあげられるほどの実力があるわけではないので、申し訳ない気持ちでした。ただ収録のときは3人とも自分のことでいっぱいいっぱいで、コミュニケーションはそんなにとれていなかったんです。でも今日、取材で一緒になっていろんな思いを聞いていると2人ともがそれぞれ声を演じた雪祈と玉田に似ているなぁと感じました。だからキセキの3人だな……と思いました」

映画の見どころをお願いします！
「ぼくは18歳のときバイトのネームプレートに違うマンガの名ゼリフにかけて“俳優王におれはなる”と書いていたバカな男なんですけど（笑）。その思いは、世界一のジャズプレーヤーになると言っている大と一緒なので、この作品にはものすごい縁を感じました。そんなことよりもとにかくこの『BLUE GIANT（ブルージャイアント）』という作品のドラマ性、キャラクター性、おしゃれな構成がすばらしいので、これはものすごいことになるんじゃないかという変な自信があります！　『BLUE GIANT（ブルージャイアント）』というマンガに色がついて、音がつくことって、本当に迫力があってすごいんです。ぜひぜひ、映画館で映像と音を感じてもらいたいですね」