2022.12.17
インタビュー
【フォトブック発売記念!】板垣李光人とスペシャルなハナシ☆
中学生から高校生にかけての学生時代はどうでしたか。
「中学生は、面白い先生がいたんですよ。国語担当の面白い先生がいて。その先生が僕の所属していた美術部の顧問をされていて、その部活が楽しかったので中学の記憶はそれですね。高校は途中で通信に行ってしまったので。もはや交友関係とかがなく……。高1で仮面ライダー(『仮面ライダージオウ』)をやって……高校生の時期に色々な芝居をやらせてもらえるようになったかなって思います。高校卒業後の18歳~20歳はあっという間ですね。気がついたらハタチになっていたので」
やっぱり仕事がベースの人生なのかなと思うのですが。
「うん、確かに」
板垣さん自身を作っている根幹って何だと思いますか。基盤にあるものというか。
「うーん、表現。なんかやっぱり“色々やりたい”っていうのもあって……“浮遊”というか、いい意味で地に足ついてない感じっていうのをモットーに輝いて生きているので。というのも……なんか定まるのが……嫌、というか。そういう意味でじっとしてられないっていうか、さまざま表現をして、多くの感情や色々な人間だったりを表現していくってことが、衣食住に並ぶと言っても過言ではないくらい、自分はそれで生きていると思うので。それこそ今回のフォトブックも色々な表情や雰囲気があるんです。(特に気に入っているものは?)誕生日の当日に撮影したカットですね。自分でイメージボードを作って、ディレクションしたので。これが“素”というか、一番ナチュラルな姿なのでお気に入りです」
(ネイルの)中指だけ長いんですね。これは何かこだわりが?
「これは、あの(笑)、漫画・アニメ『BLEACH』の涅マユリが好きで。マユリも確か、一本だけ長くしているんですよ。それのオマージュですね」
発売記念イベントが12月24日(土)に東京で、12月25日(日)は大阪で開催されますね。クリスマスということで……参加されるファンの皆さんへメッセージをいただけますか。
「silentの最終回もあって、23日(金)には映画『かがみの孤城』の公開もあって、イベントもあって……そうですね、もう、空けていただきますよ?って、ことで(笑)」
特別な日に食べたいごちそうは?
「寿司。回らない寿司! 好きなネタはいか♡」
今年、サンタさんにお願いしたいプレゼントは?
「冷蔵庫! 部屋をおしゃれにしたいんですけど、わからないんですよね。誰かに聞きたいな(笑)。でもとりあえず冷蔵庫大きくしたいなって思ってます」
フォトブックの中では“MY自撮り”もありますよね。小学生に向けて“自撮りのコツ”を教えていただけますか。
「何だろう、でも下から撮るのが多いかも知れないですね。上からだと“やりにいってる感”が(笑)。普段の撮影中はこういう照明で、こう構えてて、自分は今こういう状態で……っていうのは考えてますね。でもあとは本当に経験と慣れ、ですね」
“浮遊している”と仰っていただきましたが、それでもやっぱり軸を感じるというか。矛盾してしまうかも知れないですけど、ゆらがない根幹があると感じていて……その辺りはどうでしょうか。
「うーん、まぁ好きなものが……ずっと変わっていないので。それはすごく大きいと思います。変わらないってことはやっぱり、周りがそれを受容してくれている環境があって、それを肯定してくれる環境があった。僕はそういうとても恵まれている状況にいたと思うので……。うん……なんか、うん。そうですねぇ、例えばその、好きなものが変わっていったりとかすると思うんですけど、それは決してブレるということではなくて。そりゃ、生きていたら色々な経験をして、吸収をして……していく中でもちろん変わるし、変わらないことが正しいわけではないから。……今自分が目の前で向き合ってるものが、本当に心の底から好きだっていうことだけがあれば、それでいいと思うんですよね。“自分らしさ”とかにもとらわれたくない。なんかもう……“好き”があれば、“愛”があれば、なんでもいいと思うんです」
ありがとうございます。では最後に、「このまま時間が止まればいいのに」と感じる特別な瞬間はありますか。
「……みっちーと夢の国に行っている時は本気で思いましたよ(笑)。やっぱり人間も時間も、有限だと思うから」
ふわふわとしたキュートな雰囲気も時折見せるダークさも、さまざまな顔を秘めた板垣さんは知れば知るほど魅力を増していくばかり。子供のようにポップで無邪気なのに、20歳とは思えない達観している部分も持つ。つかめそうでつかめない幻想的な雰囲気に、人々は魅了されてしまうのかも。来年は一体どんな姿を魅せてくれるのか……ニコ☆プチはこれからも、変幻自在な板垣さんを追いかけ続けます♡
板垣李光人 20thアニバーサリーフォトブック『Interlude』2022年12月18日(日)発売!
10代残りわずかな期間を収めたカットに、板垣さん自身がディレクションし、20歳の誕生日当日に撮り下ろしたスペシャルシューティング、さらに20代に突入した後に撮影された大人な姿を収録。イラストが得意な板垣さんの手描きコメントやイラスト、20歳を迎えるまでの1ヶ月間毎日自撮りで撮り下ろした写真など、“今の板垣李光人”が凝縮された記念すべきフォトブック。
©︎SDP
[Profile]
板垣 李光人(いたがき・りひと)/2002年1月28日生まれ。映画「約束のネバーランド」でノーマン役を務め、原作通りの美しさと聡明さが話題に。今年1月放送のドラマ24「シジュウカラ」では18歳差の恋に浸る橘千秋を深くまで演じきり、現在では話題の大ヒットドラマ「silent」で主人公の弟・青羽光を好演。作品ごとに変化する演技の幅の広さに注目が集まっている。2023年には映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』やNHK大河ドラマ『どうする家康』への出演が控える。
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カーディガン¥56100、カットソー¥16500、デニムパンツ¥56100/amok
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Photo/Ogawa Ken Stylist/Kazuki Yunoki Hair&Make/KATO(TRON)
タグ: 本