ハタチ目前！　板垣李光人とちょっと“大人”なハナシ♡【前編】

ニコ☆プチ編集部

2021年、駆け抜けるような活躍だった板垣李光人さんへ今年ラストのインタビュー。1月7日スタートのドラマ「シジュウカラ」のお話はもちろん、1月28日に20歳を迎えられる板垣さんの、ちょっとだけ“大人”なトーク＆お写真をお届けします♡

──絶賛撮影中のドラマ「シジュウカラ」（テレビ東京系　ドラマ24 2022年1月クール毎週金曜深夜0時12分〜）。

撮影現場の雰囲気を教えて下さい☆

「作品自体は、割と重めではありますが、現場は明るい、というか、面白いです。主演の山口（紗弥加）さんがすごく明るい方なので、そのエネルギッシュさを感じています。一軒家で撮影をしていた時に、一つの部屋の中に壁を作って（部屋を）小さくしているのですが、その壁がハリボテってことを、芝居していると忘れちゃって（笑）。僕も山口さんも、大体一日に1回はその壁を壊すっていう（笑）。ドドドドド、って（笑）」

──演じられる橘千秋はどのように役作りされていますか。

「不気味というか……“違和感”という部分は、すごく大事にしていて。例えば料理を作ります、食べますっていう時の“食べ方”だったり、“歩き方”だったり。柔らかい雰囲気や話し方をする部分もあるので、その部分とのギャップは意識していますね。忍と会話している中で急に立ち去ってみたり、じーっと見つめたり。こっちの方が気持ち悪いかなって思ったことを、要所要所でやっています。そういうサイコパスなところは（演じていて）楽しいですね。監督に、怖いって言われましたけど（笑）。ぜひ放送で見ていただけたら、と思っています」

──ミステリアスな雰囲気に注目です☆

“大人”と聞いてイメージするものはありますか。

「お酒と煙草が、パッて、出てきちゃいました（笑）。書けないかな（笑）。あとはなんだろう、うーんでも、自由と責任かな。出来ることが増えつつも、その分抱えるものが増えると思うので。（自分で大人っぽいと感じるところは？）冷静沈着なところ、達観しているところ」

──逆に自分で子供っぽいと感じる部分はありますか？

「なんだろう、あ〜……欲しいものが多い（笑）。ガマンできないから、最近はちょ、待てよ、と（笑）」

──大人っぽくて素敵だな、と思うのはどんな方？

「やっぱり僕、椎名（林檎）さんが好きなので。東京事変とか、大人が全力で真面目にふざけているっていうのは、いいなあって思いますね。真剣にふざけきるっていうのは、ああいう年齢になってからこそ、成立してくるものだと思うので」

──20歳目前。どんな“大人”になりたいですか？

「余裕のある人。年齢っていうひとつの武器というか、30代、40代くらいになってくるとこう、手にしてくるものだと思うので。それもほどほどに使いつつ（笑）、相変わらず、好きなことをしていればいいな、と（笑）」

──板垣李光人、二十歳の野望を教えていただけますか。

「野望……！　仕事だとそうですね、変わらずに演技して、メイクして、変な服着てっていうことをしていると思いますし、プライベートではお酒が飲めるようになるので、より……色々な交流を深めていこうと思っています。すごく飲みたいってわけでもないですが、でも、飲むならワインとか似合いそうだねって言われるので。そこらへんかな〜なんて、思っていたりしていますね」

──どんな方と行きたいですか？

「行ったら面白そうだなって思うのは……山田裕貴さん。「行こう！」って言ってくれているのは、超特急のタクヤくん（草川拓弥）。タクヤくんとはカラフラブル（カラフラブル〜ジェンダーレス男子に愛されています。〜）で共演しましたけど、2人ともすごい人見知りで、撮影中も声をかけていいかわからない状態が実はずっと続いていて（笑）。最後2週間くらいで僕が「人見知りですよねっ？」って声をかけて「あ、そうめっちゃ人見知りなの」って……そこからすごく話すようになったんです」

明日の後編では、19歳のうちにやっておきたいことや、2021年の振り返りなどを特集。ぜひこちらもお楽しみに♡

[PROFILE]板垣李光人（いたがき・りひと）／2002年1月28日生まれ。映画「約束のネバーランド」で確実な演技力を示し、NHK総合よるドラ「ここは今から倫理です。」では、都幾川幸人を繊細なアプローチで表現。持ち前の美的センスにより、ファッション、イラスト、メイクと、活躍のフィールドは多岐に渡る。木崎誠役で出演中のNHK土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」の後編が25日21:00〜より放送。1月よりドラマ24「シジュウカラ」に橘千秋役で出演。「18歳差の恋」に、放送前から注目が集まっている。