嵐・大野智さん『FREESTYLE 2020 大野智 作品展』にニコ☆プチがおじゃましてきたよ！

本日から六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催かいさいされている、嵐・大野智さんによる『FREESTYLEフリースタイル 2020 大野智 作品展』にニコ☆プチがおじゃましてきました！

大野さんの思いが込もった作品展の様子を少しだけレポしちゃいます！
ネタバレがいくつかありますので、見たくない方は今すぐリターンしてくださいね！

まず会場に足を踏み入れて最初に見えるのがこちら。

東京の絶景をひとりじめできるフロアのど真ん中に超巨大ヘッドフィギュアがどーん。
その後ろには嵐の最新シングル曲『カイト』のCDジャケットのために描き下されたバナーがひらり。

大野さんが2008年に最初の作品展『FREESTYLE』を開催するきっかけとなったヘッドフィギュアと嵐の曲を思って描いた最新の絵画のコラボレーションは、大野さんの今と昔がここで交差しているようで胸がグッと熱くなるのと同時に、月日が経って周りが変化しただけで大野さん自身は何も変わっていないんだろうな、と考えさせられました。

この圧巻のビジュアルに、一気に大野さんのアートの世界へ……

そこからゆっくりと歩みを進めると、一際ひときわ大きな存在感を放つ作品が登場！

2273×1620mmの巨大なキャンバスに描かれた細密画さいみつが。

2020年の春に約2週間で描き上げたそう。

この作品に対して大野さんは、

「やっぱり好きなんだろうねぇ、細密画が(笑)。まず全体を埋うめていって。そこから最後、極細ペンでひたすら隙間すきまを埋めていったんだけど。それは楽しかった」(【作品集】内インタビューより抜粋ばっすい)

とのこと。描くのが楽しくて筆が止まらない様子が目に浮かびますよね……！

この作品、実際に見て感じていただきたいのですが、本当にすべてが細かい。
この細かい中にさまざまなモチーフが描かれており、眺めていると無限の世界にいるような気分になるんです。カオスなところにすごく引き込まれる。

そしてよーーーく見ると、「嵐」という文字や嵐のメンバーの名前が！
これを見つけて、大野さんにとって嵐はどんな世界にいっても切り離せない、本当に大事なものなんだろうな、と勝手に想像してしまいました。

残念ながら、この記事で写真つきでご紹介できる作品はこの2点だけなのですが、他にも素敵な作品がたくさんありました。その中でも一番印象に残っているのが、『ジャニーさん』という作品。

故・ジャニー喜多川社長を描いた肖像画しょうぞうがで、たくさんの色を使用してポップに描かれています。そのカラフルに彩られた姿から、大野さんのジャニーさんへの愛と尊敬の気持ちがあふれて見えました。

この作品に対して大野さんは、

「ちゃんと思いのあるものが描きたい。となった時に、周りの知り合いも含め『ジャニーさんを描いてみたら？』『社長を描くのは？』って言われて。『いやぁ…ジャニーさんはさすがに、どう描いていいかわかんないなぁ。けど、一番思いがあるのはジャニーさんだなぁ』と」(【作品集】内インタビューより抜粋)

と語られており、完成してからは、

「正直、ずっと見てても飽あきないんだよ。ジャニーさんに見てほしかったなぁ〜！」

とおっしゃっていました。

この思いを聞いてから作品を見ると、よりジャニーさんへの熱い思いが伝わってきます。

また、この作品を見ると、ジャニーさんは大野さんの世界をカラフルにしてくれた存在なんだろうな、とか、ジャニーさんだからこそいろんな色で彩ってエンターテインメント性を持たせたんだろうな、とか、見ている側としてもジャニーさんへ思いを馳せるきっかけになり、ずっと眺めていたくなるような作品でした。

他にもたくさん心にグッとくる作品があるので、実際に見て感じてもらいたい！

大野さんの歴史やアートに触れて、大野さんの魅力を存分に感じられるこの作品展、機会があったらぜひ足を運んでみてください。

©︎FREESTYLE 2020 SATOSHI OHNO EXHIBITION